さて、おれ個人的な意見としては「柏レイソルの方が、横浜Fマリノスより好きだからACL行くなら柏レイソルがいい」ということで、元日の天皇杯決勝は、セレッソ大阪を応援することが決まっていました。
もちろん富士ゼロックススーパーカップがセレッソ大阪とになれば、ルヴァンカップの決勝戦のリベンジを、同じ埼玉スタジアムでできる!というのもありますからねー。いきなり2冠は取られたら…というもやっとする悔しさもほんのちょっとありますが、それを上回る理由ができました。
それが、2000万円!
⇒杉本健勇が天皇杯決勝欠場確定と、尹晶煥・鬼木達の守備意識の違い。攻撃的チームをどう変えたか。
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マリノス優勝で、賞金が2000万円減る?
神奈川県のJリーグチームのトップはどこか、とか、川崎vs横浜の戦いとか、そういうセンシティブな話題では全くないです。嫌いだから負けてほしいわけでもありません。
単純にお金の話です(笑)
リーグ優勝で川崎フロンターレは22億ゲットしました。しかし、事前に報道があった通り、J1優勝チームの賞金は22億〜22億2千万です。この2千万が問題のお金です。
理念強化分配金についておさらい
理念強化分配金は、J1の1位から4位までのチームに支払われる、選手獲得費用や練習環境、育成組織の充実化に使途を限定した資金です。
来シーズン以降、最長3年間にわたって傾斜配分されるもので、J1で優勝した川崎フロンターレには2018年に10億円、19年に4億円、20年に1.5億円、合計15億5000万円が入ります。やっほい!
2位の鹿島アントラーズは18年4億円、19年2億円、20年1億円の合計7億円。
3位セレッソ大阪は18年2億円、19年1億5000万円の合計3億5000万円。
4位柏レイソルは19年の1億8000万円のみ。
そこに、均等分配金の3億5千万、優勝賞金の3億、が加わって、J1での賞金22億円となります。これ以外にACLでの賞金に、ルヴァンでの準優勝賞金も入るのでフロンターレ実は結構ウハウハです。
⇒負け惜しみです。賞金比較…。ACL2017の優勝賞金と、Jリーグ年間3位以下?
2千万円はACLサポート費用
ただ、決まってないのがACLサポート費用8千万円の分配金の行方。
ACLサポートの賞金原資は8000万円で、これをACL出場チーム4つで按分する…という予定なので、1チーム当たり2000万円となります。これは、1位になったことでゲットしたかと思いきや…理念強化分配金との絡みが出てきています。
基本的にはACL出場チームで分けることになりますが、例外として、理念強化分配金を受け取っていないチームが天皇杯を優勝した場合は総取りなんです!
つまり…
セレッソ大阪優勝
→2千万ゲット(川崎、鹿島、セレッソ、柏で仲良く按分)
横浜Fマリノス優勝
→8千万はマリノス総取り
22億円あるから2千万ぐらいはいいんじゃない?って声もtwitter上にはありましたが…そんなことはないでしょ。どう考えてもたくさんお金はあったほうがいいし、来年以降も圧倒的に勝ち切るためには1円でも多くお金を集めたい。
2千万円持っていかれても「J1は川崎、J2は湘南、プロ野球はDeNAが日本シリーズ、天皇杯は横浜がとって神奈川県のスポーツ盛り上がったし、最高だね!」と言えるだろうか、いや、言えない!(反語)
⇒【12月23日更新】川崎フロンターレ優勝記念雑誌発売日まとめ。Amazonリンクも付けますので予約もできますよ♪
川崎フロンターレ以上に失うものが多いチーム2チーム
横浜Fマリノスの優勝で2000万円失うだけで済むのは、川崎フロンターレと鹿島アントラーズ。それ以外の2チームはもっと失うものが大きいですよね。
横浜Fマリノス優勝した場合
柏レイソル
⇒ACLのプレーオフ出場権、2000万円がなくなる
セレッソ大阪
⇒ACLの本選出場権、ゼロックススーパーカップの出場権、2000万円がなくなる
これはセレッソ絶対に負けられないですよね。うちの2000万円の為にぜひマリノスを倒してもらいたいですね。
2000万円ほしい!!
⇒大久保嘉人が川崎フロンターレ復帰した場合の3つのメリットと、2つのデメリット。